お盆で帰省ラッシュがピーク。高速道路の渋滞も相当のようだが、東京駅の混雑振りはひどい。
通常通り仕事。
マーケット概況から。
http://www.ft.com/cms/s/0/5f68d724-a5dd-11df-9cb9-00144feabdc0.html
市場の雰囲気は暗い。Uk除き、主要株式市場は軒並み下落。米国の失業保険給付も上昇している。オーストラリアでも、失業率が予想に反して悪化しているようだ。
イールドを求める動き(search for yield)の流れの中で、ユーロが恩恵を得ている。経済指標はけっしてよくないが、ユーロ圏の株式を物色する動きがある。配当利回りで4パーセントを超える。
今日ユーロ圏のGDP統計が発表され、ドイツの動向が注目される。ユーロ安で輸出主導経済であるドイツのGDP成長率がどの程度なのか。四半期比較では1.3%成長が見込まれている。
一方、ギリシャのGDPはさらに1.5%低下したようだ。
債券は米国債が2.74%、ドイツ国債は2.42%。
スペインはインフラ投資の拡大を続けると表明し、アイルランドは銀行危機とひどい状況になっているようだ。
そのギリシャ、スペイン、アイルランド関連の記事。
http://www.ft.com/cms/s/0/d002baf2-a607-11df-9cb9-00144feabdc0.html
http://www.ft.com/cms/s/0/b4c41492-a563-11df-a5b7-00144feabdc0.html
http://www.ft.com/cms/s/0/e0996868-a49d-11df-8c9f-00144feabdc0.html
ギリシャの件は、木曜日に統計が修正され、第2四半期はリセッションに沈んでいることが確認された。5月の失業率は前年の8.5%から12.5%に上昇。国の債務危機で中小企業の雇用にしわ寄せが及んだ格好だ。
ギリシャは1100億ユーロの支援と引き換えに、厳しい緊縮財政策を受け入れた。4〜6月期の経済は前年比で3.5%縮小。4〜6月のGDPは1〜3月と比べて1.5%減少した。目先の経済指標に一喜一憂するのでなく、ギリシャの命運を決めるのは2011年だという指摘もある。
IMFやEUの専門家によると、増税と歳出削減の影響で今年のGDPは4%の減少が見込まれている。
マネーサプライより。
http://blogs.ft.com/money-supply/2010/08/12/converging-views-on-eurozone-indicators/
ユーロ圏のインフレ率やGDP成長率、失業率に関する見方が収斂しつつある。
ドイツの債務比率は、不振銀行の債務を含めると、GDP比で90%にのぼるという記事。不振銀行というのはWestLBやHypo Real Estateなど。
http://blogs.ft.com/money-supply/2010/08/12/germanys-hypo-debt/