英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ギリシャのラストチャンス

曇り。ようやく空から雨滴のない朝を迎えた気がする。 ギリシャ情勢の続報。国民投票の結果を受け、ドイツはギリシャに対し、厳しい姿勢で臨む方針だ。妥協の機会はほとんどない情勢だ。ユーロ圏諸国の中でも特にドイツとフランス両国の姿勢が厳しい。 今日…

ギリシャ、否決

今日も朝から雨。 ギリシャの国民投票。ノー票がイエス票を上回った。ユーロ圏諸国との真っ向対立の道を歩もうとしている。WSJによると、87パーセントの開票時点で、61%の投票者がノーと投票した。事前に拮抗していると伝えられていたが、想像以上に票差…

ワーキング・オールダー

FTより。ワーキングプアならぬ、ワーキングオールダー。人々はより長く働かなければならない時代に突入している。冒頭紹介される54歳の経営者は、「いまの50歳は30歳に相当する」と言う。 49歳のときに、元IT企業のセールス部門幹部だった彼は、解雇され…

ギリシャの断層線

今日も雨。それにしてもよく降る。 国民投票前夜のギリシャ。イエスか、それともノーか。国民の意見は分かれている。断層線は若者と高齢者の間にあるという。上流地区に住むある住民は「イエス票が勝利する」とみる。ところが、逆にイエスを支持する住民は、…

イタリアの懸念

格付け機関のフィッチがロシアの格付けをネガティブ方向で見直すと発表した。現在のところ、ロシアの格付けは投資適格級だが、将来ジャンク級に格下げされるかもしれない。 ロシアの格付けはすでにS&Pとムーディーズが今年初め、ジャンク級に格下げしていた…

ギリシャ悲劇

曇り。今年の梅雨は雨が多く、鬱陶しさが募る。 ギリシャ悲劇、と題するエコノミストの論評。今年1月の総選挙で、チプラス首相とシリザ党を選んだことはギリシャにとって悲劇をもたらすことになったと言わざるを得ない。 ただ、ギリシャ経済や債務の状況は…

ギリシャの経済ジレンマ

今日も雨。梅雨とはいえ、うんざりしてきた。 米国の雇用統計。 http://www.wsj.com/articles/jobs-report-u-s-payrolls-climb-by-223-000-1435840430 Hilsenrath記者の分析である。雇用統計の結果をみると、Fedの見通し通りに推移し、年内の利上げがありそ…

雇用統計プレビュー

今晩は雇用統計が発表される。そのプレビューである。コンセンサス予想では23万人の雇用増加が見込まれている。 http://www.calculatedriskblog.com/2015/07/preview-employment-report-for-june.html

ギリシャ新提案

曇り。梅雨らしい日々が続く。 ギリシャ続報。ギリシャ政府側から新たな提案が出されたが、債権者側を満足させる内容ではなかった。今週日曜日の国民投票前に、新たな話し合いを行うことはない予定だ。ドイツのメルケル首相も、ギリシャの新たな提案に冷静な…

ギリシャデフォルト

雨。梅雨らしい天気だ。 ギリシャのIMFからのローンがデフォルトした。先進国で最初の事例となった。国家のデフォルト事例としては、2001年にジンバブエがデフォルトして以来のことだ。 ギリシャ政府はユーロ圏の救済ファンドから提案のあった2年間の救…