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バークシャーの年次総会

 雨。

 バークシャーの年次総会。米国株に関し、数十億ドルを売却したことが明らかにされた。現預金が積み上がり、投資先がないことが明らかになっている。

 現預金の増加幅は20億ドル。その結果、1306億ドルもの現預金を抱えている。不安定な市場を前に、著名投資家も投資先を見つけられないでいるようだ。

 ウォレン・バフェット氏の率いるバークシャー・ハサウェイが年次総会を開いた。土曜日に開示された情報によると、133億ドル相当の株式を第1四半期に売却した。そして、44億ドル相当の自社株買いを行った。

 このことはバフェット氏や右腕であるMunger氏にとって、積みあがるキャッシュの置き所がないことを示している。

 Munger氏は先月、インタビューに応じ、株式市場の期待リターンはFedの利上げによって減少している、と指摘した。

 年次総会には数万人もの株主が中西部の町に集まった。話題はAIやその投資世界に与える影響、テスラのイーロン・マスク氏についての見方、そして、バフェット氏の後継まで幅広い話題だった。

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