ミャンマーの衣料工場で働く女性労働者らが、国際企業に対し、ミャンマーの軍政へ抗議し、自分たちの側につくよう求めている。臆病な企業群はさて、どう対応するのか。
ミャンマーでは衣料工場で働く労働組合があり、そのリーダーは37歳の母親である。ミシンのオペレーターで、普段は工場側に労働者の意見を代表して伝えるのが仕事であった。
しかし、彼女の人生は2月1日に一変した。ミャンマーが完全な軍政に戻ってしまったからだ。インターネットは切断され、労働者は組合の事務所に集まった。当初は小規模な工場内での抗議活動だったのが、次第に路上に出て抗議活動を続けることになった。多くの人がデモで亡くなった。
https://www.nytimes.com/2021/03/12/business/myanmar-garment-workers-protests.html