曇り。
イギリス政治の続報。ジョンソン氏が求めた解散総選挙は否決された。ジョンソン首相にとっては二度目の敗北である。
解散案の否決に先立って、野党などはEUから離脱するジョンソン首相の計画に歯止めをかけた。労働党と保守党のジョンソン反対派は、ブレグジットの過程においてジョンソン首相から支配権を奪った。その後、取引なしにEUから離脱する法案を阻止した。
ジョンソン首相の提案した解散総選挙の案は298票の賛成を得た。しかし、議会の3分の2には達しない数だった。多くのアナリストは、ジョンソン氏はすぐに選挙を行うことができると予測しているが、すげない今回の拒否はジョンソン首相が議会をコントロールできなくなったことをあからさまに示している。
非常な自信家であるジョンソン首相は、5週間の延期と21人の反対派議員の追放という彼の決定に対し、強固な反対の壁に直面することになった。
水曜日に行われた質問セッションにおいて、ジョンソン首相は元同僚議員から数多くの嫌味を受け止める羽目になった。ジョンソン首相が昨年書いた人種差別主義的な感情について記述について非難されると、反対派の議員は喝さいを受けた。
今回、議会下院は10月31日に交渉なしにEUを離脱することができない法案を可決した。議案は上院に送られるが、ブレグジット支持派は議事妨害でもって対抗する方針である。