英字紙ウォッチング

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銀行の新ライバル

 晴れ。今日も暑くなりそうだ。
 プライベート・エクイティが、新たな貸し手として浮上している。伝統的な銀行が貸さないような取引先、あるいは銀行と時折競合するような先に貸し出している。
 プライベート・エクイティは長らく、企業の大きな所有者としてみられていた。しかし、今や最大の貸し手として登場している。
 イールドを求める投資家によって大量のキャッシュが流れ込み、歴史的に企業の買収に没頭してきたプライベート・エクイティは、銀行が手掛けようとしない取引に金融をつけている。中堅企業に対し、5000億ドル近いローンを保有している。2012年には3000億ドルだったのが、5年間でこれだけ急増した。
 マネーの流入は借り手にとって競争を激しくさせている。利率が低下し、ローン審査もゆるくなっている。特に小規模ローンについては、過去ないほど借り手に優しい、とされている。
 https://www.wsj.com/articles/the-new-business-banker-a-private-equity-firm-1534075200?mod=hp_lead_pos4