英字紙ウォッチング

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民主党へのリトマス試験

 晴れ。台風一過の暑い朝である。
 民主党にとって、新たなリトマス試験がやってきた。銃規制である。
 11月の中間選挙のいて、民主党の下院議員候補者はより厳しい銃規制を求める考えだ。過去10年間にわたって民主党は新たな銃規制を求めることは避けてきたが、大幅な政策の変更となる。
 2010年の下院選挙選において、アリゾナ州のカークパトリック議員は、全米ライフル協会からAランキングを得た。彼女は銃規制に反対し、地元の地方にある有権者には、父親と狩りに出かけたときのエピソードで楽しませていたほどだ。
 しかし、2018年は、カークパトリック氏は考えを大きく変える。父親から譲り受けたライフル銃をただで譲り渡したのだ。自宅に銃は一切持っていない、と彼女はいう。2018年に出馬する民主党候補者は、熱い論争を呼ぶ問題について、大きく主張を変えて臨む。
 6年前、民主党の議会選挙委員会は地方で立候補する候補者に対し、テレビCMで銃とともに立つようアドバイスしていた。当時、全米ライフル協会は30人の民主党候補を支持していたが、今年は3人しかいない。
 このシフトは、新しいお金と組織によって推進されている。そしてもちろん、民主党の活動家や有権者が候補者に対し、考えを改めるよう熱心に活動してきたことも大きく作用している。
 https://www.wsj.com/articles/the-democratic-partys-new-litmus-test-gun-control-1533826100?mod=hp_lead_pos1