英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

なぜ賃金が上昇しないのか

 なぜ賃金上昇が鈍いのか、NBERの一研究によると、企業経営の集中度が上昇していることが影響していると示唆される。
 賃金上昇が鈍く、GDPに占める労働所得の割合が減少している傾向がここ数十年続いている。それは多くの説明が可能である。アウトソーシングの広がりや海外との競争、オートメーション、労働組合の力の減退などだ。ここで新しい2つの研究があるが、こうした理由以外のものを探求している。地域の雇用市場における経営者側の支配力の強まりである。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2018/05/employer-concentration-and-stagnant-wages.html