英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

揺れるゴールドマン

 フィクスト・インカム部門の不振がゴールドマン・サックス内部を揺らしている。第2四半期は40%の減少で、より顧客フレンドリーな企業に生まれ変わるべきだという主張に勢いをつけている。
 英国でウィンブルドンのテニスが行われているころ、ゴールドマンサックスのトレーディング部門のトップがロンドンのPIMCOを訪れた。
 その翌日、ゴールドマンが発表した決算数字はウォールストリートで最悪だった。第1四半期に続く失望させるような結果であった。上半期としては、1999年に上場して以来最低の数字である。
 この結果は幹部たちを動揺させた。トレーディングで儲けるよりも、顧客の問題を解決することにフォーカスすべきであるという意見が台頭している。
 https://www.wsj.com/articles/goldman-sachs-finds-itself-in-unusual-spot-last-place-in-trading-1501579804