英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イスラム国爆撃

 晴れ。ようやく春らしい天気になった。
 米国は木曜日、アフガニスタンにあるイスラム国の地下トンネルを標的に、過去最大規模の非核爆撃を行った。ペンタゴンが発表した。
 米軍の飛行機がGBUー43と呼ばれる大量破壊兵器を投下した。この爆弾はスマート爆弾と呼ばれるもので、正確に標的をめがけて爆破する。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-drops-its-largest-non-nuclear-bomb-on-isis-tunnel-complex-in-afghanistan-1492104067
 トランプ氏の外交政策が公約よりもノーマルなものになりつつある、という見立て。エコノミストより。
 クリントン大統領がセックススキャンダルへの関心から逃れるため、アルカイダ空爆に踏み切ったとされている。それとは対照的にトランプ大統領は4月6日、シリアの施設を空爆した。クリントン氏のケースとは規模も動機も限定的だが、右からも左からも歓迎されている。トランプ氏も司令官としてようやく地歩を固めつつあるようだ。
 かくあるように、外交政策は時に国内の政治的文脈で判断されることが歴史上もたびたびある。
 しかし、トランプ氏の攻撃は2つの面から注意しなければならない。一つは、クリントン氏が好んだ温和な攻撃はそれほど悪いものではない、ということだ。もう一つはトランプ氏がより通常の外交政策を採用しつつあることだ。
 http://www.economist.com/news/united-states/21720625-two-big-caveats-donald-trumps-foreign-policy-looks-more-normal-promised