英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

9月FOMCの余波

 快晴。シルバーウィークは好天が見込まれている。
 FOMCの結果について、具体的な評論が出始めた。ハト派的なFedの姿勢がグローバル株式市場を神経質にさせている。まずはFTより。株式市場から資金が逃れ、安全資産である国債市場へ流れ込んだ。
 米国S&Pだけでなく、欧州の株式市場も3パーセント下げた。その一方、ユーロ圏や英国の国債価格は上昇した。
 為替はドルが下げ、ユーロと円が買われた。投資家のリスク回避姿勢を反映したものだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/25afa6e4-5dd3-11e5-9846-de406ccb37f2.html#axzz3m8MQCKR9
 WSJより。
 http://www.wsj.com/articles/shares-fall-after-fed-reserve-keeps-rates-on-hold-1442563519 
 ロシアがシリアにジェット戦闘機を送った件について。アサド政権支援が濃厚な動きである。この件が明らかになったのは、米国のアッシュ・カーター国防長官がロシア政府のカウンターパートと話し合いをする数時間前のことだった。ロシアの動きは、アサド政権支援をはっきり示唆するものだ。
 一方、米国の対シリア政策は、転換点を迎えつつある。欧州に流れ込む大量の難民とロシアの突然のシリア支援のせいだ。
 http://www.wsj.com/articles/u-s-defense-secretary-discusses-syria-with-russian-counterpart-1442589965