英字紙ウォッチング

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パリの、卑劣な、卑劣なテロ

 新年早々、再びいろんなことが起き始めた。
 パリの出版社に男が侵入、銃を乱射して12人の死者が出た。
 出版社の雑誌編集長と3人の漫画家が死亡した。なんとも卑劣なテロ行為だ。
 今回の事件が起きる前から、この出版社は電話や電子メールによる嫌がらせなどを受けており、警察の保護下にあったようだ。しかし、今回の銃撃を防げなかった。
 今回の銃撃事件は、欧州の治安当局の大きな関心を呼ぶことは間違いない。しかも、自動小銃という武器が使われたことが衝撃を呼んでいる。十分な計画性と何らかの組織の協力がないと、こうした銃撃は成立しなかった。
 フランス当局によると、700人以上のフランス市民がシリアの内戦にイスラム側戦闘員として参加し、約200人が帰国しているという。こうした人物が今回のテロ行為に参加している可能性がある。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/12a0ac48-965e-11e4-a40b-00144feabdc0.html?siteedition=intl#slide0