コチャラコタ総裁が1月4日、ボストンで講演を行った。演題は「ルール対裁量、再考」だ。
49ページに及ぶスライドが用意されている。
論点は古典的な問いである、中央銀行の運営のあり方についてだ。「中央銀行は、事前に特定されたルールに従って運営されるべきか否か。それとも金融緩和の度合いを選ぶ裁量を持つべきか」というものだ。
米国において、コチャラコタ総裁は裁量政策がルールベースの運営よりも望ましいと結論づけている。米国の経験に照らすと、中央銀行がインフレバイアスに基づいて運営されているという証拠がないからだ。
https://www.minneapolisfed.org/news-and-events/presidents-speeches/rules-versus-discretion-a-reconsideration
FTのGavyn Davies氏のコラム。2015年は需要不足が解消される年になるという。その解消の鍵となるのは、原油安だ。米国の実質GDPは潜在成長率を上回って推移すると見込まれている。
しかし、目を米国外に転じると、まさに長期停滞の世界経済が待っている。
http://blogs.ft.com/gavyndavies/2015/01/04/demand-side-gains-for-the-global-economy-in-2015/