英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドイツ、ギリシャのユーロ離脱容認へ

 晴れ。
 昨日、テレビで放映されていたイスラム国の現地レポート。新聞などの情報でもちろん知ってはいたものの、何とも陰惨なことが今の時代に同時進行していることに、改めて深い憂慮の念を覚える。
 利上げが想定されている今年の米国経済。まず、ボストン連銀のローゼングレン総裁が利上げに伴う経済への悪影響に警鐘を鳴らしている。金利の正常化には、相応のリスクがあるというのだ。長らく低金利に慣れているため、経済には凸凹状態にあるという。
 ボストンで行われた恒例の米国経済連盟の年次総会でのスピーチから。
 http://www.wsj.com/articles/as-fed-prepares-to-raise-rates-economists-caution-of-potential-bumps-1420409245?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 今年、もうひとつの注目地域のユーロ。通貨ユーロは9年ぶりの安値で2015年の取引が始まった。市場が反応したのは、ドイツがギリシャのユーロ離脱を容認する準備を始めたというニュースだ。条件は、今月の総選挙でシリツィアが勝利することだ。ソースはシュピーゲル誌。
 先週金曜日、ドラギ総裁はECBがそのマンデートである2%の物価目標を達成できない可能性が6ヶ月前よりも高まった、と述べた。これを受けて、市場はECBが1月22日の理事会で量的緩和政策導入に踏み切ると受け止めた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b94dcf2a-9475-11e4-82c7-00144feabdc0.html#axzz3NuMv18JK