英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

浜田氏の懸念

 曇り。
 ブラジルで飛行機の墜落事故があり、大統領候補が死亡した。亡くなったCampos氏は今後10年間は、ブラジル政界を引っ張るスターだと目されていた。ブラジルでは10月に大統領候補を選ぶ投票が予定されていた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/20a03906-230b-11e4-8dae-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz3A87DGKwm
 BOEより。同行は今年の賃金成長見通しを半分に切り下げた。マーケットは政策金利の引き上げは2015年までない、と推測している。
 昨日、カーニー総裁が四半期に一度のインフレ報告を行った。焦点となったのが、非常に弱い賃金上昇率。カーニー総裁は、利上げは漸進的だし、限定的なのものにとどまるだろうとの見通しを示している。
 経済の回復は予想通りだとし、成長率見通しを引き上げながらも、外需の弱さと官民両方の部門における債務返済の動きを挙げた。
 英国は他のG8諸国の中では相対的に早い経済の回復ぶりを示し、失業率も順調に回復している。しかし、賃金上昇率は鈍いままだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3a9f3fa8-22cc-11e4-8dae-00144feabdc0.html#axzz3A87DGKwm
 日本の四半期GDPが昨日公表された。消費増税の反動減が厳しいとの論調だ。エコノミストの間では追加刺激策が必要だ、との主張が出ているが、政府からは不必要との声が出ている。
 http://online.wsj.com/articles/japan-gdp-slump-stirs-stimulus-talk-1407922461
 で、浜田先生。消費増税のスケジュールを見直すかもしれない、という。8%への増税は消費者に非常に大きな打撃を与えた、と主張している。本田参与も同様な懸念を示しているらしい。
 どうだろう?
 http://online.wsj.com/articles/japan-pm-adviser-calls-sales-tax-significant-blow-for-consumers-1407914464?tesla=y&mg=reno64-wsj