英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ゴールドマンの成長戦略

 薄曇り。
 米国の伝説のヘッジファンドマネージャー、David Abramsについて。ヘッジファンド平均の2倍、S&P500インデックスの3倍のリターン(配当込み)を記録しているという。売られ過ぎた会社の株を少数購入。最近は債券投資も手がけるという。
 最近の具体的な投資銘柄としては、バーンズノーブル、JCペニー、ウェスターンユニオンなどが届け出られている。
 さらに、他のヘッジファンドが何百人もの雇用を抱えているのに対し、3人のアナリストと少数のバックオフィススタッフがいるだけで、一人で投資を決断するという。
 特筆すべきは、レバレッジをかけない点。80億ドルのAUMのうち、4割は現金で保有している。
 http://online.wsj.com/articles/hedge-fund-worlds-one-man-cash-machine-1401747769?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 ゴールドマンサックスが新たな成長の糧を、商業銀行部門とウェルスマネジメント分野に求めようとしている。これまで伝統的にバランスシートを小さく保ち、トレーディングや企業へのアドバイザー業務に集中してきた同社の戦略の大きな転換点になる。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/135d1262-ea78-11e3-80fb-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz33WluwUC5