今日も秋晴れ。
米議会の財政の崖をめぐる攻防の続報。議会共和党の首脳たちは土曜日、政府予算案に同意する条件として、新しい連邦健康法をもう一年遅らせることを求めた。共和党の案によると、新しい財政年度が始まってからの10週間、つまり12月15日までの予算は認める。その代わりに連邦健康法の成立を遅らせる修正案をまとめた。
しかし、上院で多数派を占める民主党のリーダー、Reid議員は即座にその案を否定した。予算を人質に、共和党と民主党のチキンゲームがまだ続いている。
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イタリアの政局も不安定な状態が続いている。ベルルスコーニ元首相派のグループに属する5人の大臣たちが土曜日、そろって辞任した。13人いる内閣のメンバーのうち、ほぼ半数が不在という異常事態だ。
内閣を組閣するナポリターノ大統領にとって、新たな組閣を命じるか、新たな投票か、難しい選択肢を迫られている。きっかけは、ベルルスコーニ元首相の脱税疑惑が弾劾される可能性が出てきたからだ。こうした政権の混乱は、回復途上にあるイタリア経済にとって打撃になる。
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総選挙を終えたドイツでは、新たな連立政権づくりに向け、各党が動き出している。最大の焦点は、選挙で敗北した社会民主党が与党CDUと大連立を組むかどうか。社民党はオープンな場で予備的な会談をメルケル首相と行うことを決めた。最終合意に至るかどうかはまだわからない。大連立に踏み切ることは社民党にとって大きな賭けになる。一般党員やヒラの議員たちの間に反対論が根強い。
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