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メルケル首相がマクロン大統領が計画しているEU改革案に反応している。軍事能力を共通化するとともに、ユーロ圏投資ファンドを創設することでフランスも賛意を示している。欧州連合の設計を強化し、修復する動きが出ている。日曜日に発刊されたインタビューでメルケル首相が述べた。昨年９月にマクロン大統領がEU改革案を発表したが、メルケル氏の直接かつ詳細な初めての反応である。
イタリアで先週、ポピュリスト政権の組閣が発表され、2010年のユーロ危機の記憶がよみがえりつつあった矢先の出来事である。また、トランプ氏の貿易政策は、EUメンバー内の違いを覆い隠す役割を果たす、という指摘もある。
ドイツ紙のインタビューでは、米国は現在も超大国であり、あり続けているが、今はすべての分野で多国間の合意を認識しないでいる、と述べた。
フランスの政府高官はメルケル首相の提案を歓迎している。たとえ彼女の提案がマクロン大統領の野望に届かないとしても、だ。40歳の若きフランスのリーダーは、EUのより深いレベルでの改革を求めている。ユーロ圏諸国は今よりもっと資源や予算における負債を分担するべきだ、というものだ。当然、ドイツやフランスは今よりも重い重荷を背負うことになる。
https://www.wsj.com/articles/merkel-responds-to-macrons-plan-to-overhaul-the-eu-with-one-of-her-own-1528065140
