英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

バッドバンク構想

 曇り空。GW前半戦の最終日。そして、4月も今日でおしまい。
 今週は木曜日にECB理事会、金曜日に米国の雇用統計、そして、週末日曜日にフランスとギリシャで注目の選挙がある。4月分の雇用統計の事前コンセンサスでは、非農業部門の雇用者数は16・5万人の増加と予想されている。3月は12万人で若干の増加。 http://www.calculatedriskblog.com/2012/04/schedule-for-week-of-april-29th.html
 このところ焦点のスペイン。銀行の問題不動産ローンを分離する新たな仕組みが議論されている。いわゆるバッドバンク構想だ。
 ラホイ首相は日曜日のスピーチで、経済構造改革の必要性を再強調した。厳しい失業率の状況などにも関わらず、財政再建への姿勢は変わっていないようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7906c8ec-921e-11e1-867e-00144feab49a.html#axzz1tFi7s8WO
 今週、イングランドスコットランドなどで地方選挙を迎える英国ではキャメロン首相が厳しい世論の批判にさらされている。予算や燃料タンカードライバーのスト、マードック氏と閣僚との親密な関係などが批判の種になっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/26289a24-91fb-11e1-abdf-00144feab49a.html#axzz1tFi7s8WO