連休終了。今週は雨が多いそうだ。
ギリシャ救済をめぐる続報。現行の救済策では、資金が不足するとして、その見直しにEU高官が言及した。作業にあたっている関係者は、この事情が広く共有されているが、追加支援に世論がどのように反応するのかは未知数だ。
ギリシャは来年、250から300億ユーロの資金を調達する必要がある。そのため、EU向けの債券発行に加え、来年償還の債務の期限延長を求めている。
ギリシャのユーロ離脱について、ユンカー・ルクセンブルク首相は「ばかげたことだ」と一蹴した。
http://www.ft.com/cms/s/0/b445945c-7978-11e0-86bd-00144feabdc0.html#axzz1Lnz9Huii
日本の原発問題のように、合理的な結論と世論の感情にズレが生じている典型例だ。
ロイター電より。アイルランドにも注目が集まっている。ギリシャ救済策が見直されるようだと、アイルランドへの支援条件も同様に再考されるという。
http://www.reuters.com/article/2011/05/08/us-eurozone-crisis-idUSTRE7471WV20110508
アイルランドは850億ユーロ、ギリシャは1100億ユーロの支援を受けている。これらの支援策が曲がり角に差し掛かっている。