英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ECBの次の一手

 暖かい。
 「毛沢東」は退屈で、読むのを途中で放棄。口直しに、マイクル・コナリーボッシュシリーズ「ラスト・コヨーテ」に取り掛かる。

 米国の財政再建の話題。
 http://www.ft.com/cms/s/0/510e87f0-66c1-11e0-8d88-00144feab49a.html#axzz1JY0Aw7xN

 欧州の3月のインフレ率は2.7%の上昇だった。速報値(2.6%)が上昇修正された。ECBが6月を待たずに利上げに踏み切る期待が出てきた。
 http://www.ft.com/cms/s/0/2ccdbf04-674e-11e0-9bb8-00144feab49a.html#axzz1JY0Aw7xN
 食品とエネルギーを覗いたコアインフレ率は1.5%。09年4月以来の高水準だ。
 ECB内で行われている、高いインフレ率が根付いてしまったとの議論を裏付ける結果となっている。
 今月初めの利上げ時に、トリシェ総裁は連続利上げは決めていないと応えていた。しかし、最近の理事会メンバーの発言からは、連続利上げの可能性も強まっているように読める。
 ただ、エコノミストたちは、次の利上げは7月と予想している。ギリシャポルトガルなどの債務危機の問題があるからだ。
 
 夜、米国の消費者物価指数が発表になる。3月の季節調整値は0.5%の上昇。2月も0.5%上昇。
 
 マーケット概況。中国やインドでインフレ率の数値が報告されるにつれ、利上げ予想が高まっている。
 http://www.ft.com/cms/s/0/d02fa762-63f6-11e0-bd7f-00144feab49a.html#axzz1JY0Aw7xN
 
 商品価格について、ゴールドマンが予想するリスク回避の動きの可能性。
 http://www.ft.com/cms/s/0/4e1f118c-6530-11e0-b150-00144feab49a.html#axzz1JY0Aw7xN
 原油価格高騰が世界経済の回復に水を差す危険性を指摘している。