快晴。富士山もうっすらと見える。静かな冬の朝は、心が落ち着く。
日中と夜、テニスをして過ごす。風もなく、少し動くと汗ばんでくる。気持ちの良い冬のテニス。
鳩山前総理が引退表明を撤回した。この人の思考回路は本当に分からない。一時期とはいえ、自分の国の総理大臣だったことを恥ずかしく思う。
EUの救済ファンド関連の記事。ファンドの影響力は増すことになるだろうが、EU首脳から、規模の拡大についての言及はなかった。
http://www.ft.com/cms/s/0/cf1454f4-09e7-11e0-8b29-00144feabdc0.html#axzz18QIorttJ
ブリュッセルで開かれた2日間の首脳会議後のコミュニケで、スペインやイタリアなどの大国を救済する用意があると明確に述べた。しかし、何人からの蔵相から提案されたファンド規模の拡大には消極的だ。規模を拡大すると、市場から、EU首脳はスペインやイタリアの救済は不可避だ、と考えているとみなされないからだ。
ムーディーズは同日、アイルランドの格付けを5段階引き下げた。アウトルックもネガティブ。
サルコジ大統領はアイルランドに対し、低く維持されている法人税を批判した。
EU首脳の間で、次のステップに関する議論は回避された。議論の大半はポルトガルとスペインの財政再建手法に充てられたようだ。
しかし、もっとアグレッシブな行動をとるべきだと訴えるECBのトリシェ総裁は、危機に対する手綱さばきについて、首脳たちをしかりつけた。その場では、EUの債務のデフォルトを保証するコストがどれほど高まったのか、示すチャートを配布したという。
ゴルディロックスという言葉を久しぶりに聞いた。
http://www.ft.com/cms/s/0/18548a04-0a19-11e0-9bb4-00144feabdc0.html#axzz18QO6EmiN
株式相場の強気はまだ終わっていない。来年も株価は記録的な上昇を続ける、という。EU債務危機は最終解決に至り、金利は低金利が続く。また、経済は力強く成長し、債券やクレジットから株式へ資金が流れ始める。中国もソフトランディングに成功する。
この夢のようなシナリオが、ゴルディロックスシナリオである。UBSのストラテジストは、夢のようだが、ありうる、と言う。
BOEのキング総裁が、EUに親切されるESRBの副総裁に就任する。ロンドンでは、このニュースに安堵が漏れたという。
http://blogs.ft.com/money-supply/2010/12/17/mervyn-to-be-vice-chair-of-esrb/
就任式は来年1月20日に開かれる。安堵の理由は、EUの関心はESRBの支配でなく、英国の銀行主導経済の意向も反映されることになったからだ。
ただ、銀行取引に精通した専門家は比較的不足している。