曇り。
スペインでは社会主義政党が選挙で勝利した。一方、極右勢力も議席を伸ばした。
社会主義政党は29パーセントの得票を得て、37議席伸ばした。右派勢力は3つに分かれ、極右政党は24議席を得たが、左派の勝利に終わった。
https://www.ft.com/content/916345c0-691f-11e9-a9a5-351eeaef6d84
財政政策のコストとベネフィットについて。MMT論争に絡んだ、サマーズ氏らの論考である。
http://larrysummers.com/2019/04/23/further-thinking-on-the-costs-and-benefits-of-deficits/
晴れ。
スティグリッツ教授。「進歩的な資本主義」なる言い回しは、決して語義矛盾ではない、と。
1960年代以降でもっとも低い失業率になったにも関わらず、アメリカの経済は市民に恩恵をもたらすことに失敗した。およそ90%の人々は過去30年間で所得が停滞、もしくは減少していると感じている。アメリカの不平等度が先進国の中でもっとも高い水準にあることを考えれば、これは驚くべきことではない。
アメリカの若い人々は、他国よりも親世代の所得や教育に依存しているということだ。
しかし、選択肢はある。それは進歩的資本主義だ。これは、語義矛盾ではなく、社会に奉仕するマーケットの力を持っている。
1980年代にロナルド・レーガンは規制改革を掲げた。しかし、その狙いとは反対のことが起きた。成長率が減速し、奇妙奇天烈なことが起きた。トランプ大統領による法人減税も、これら長期的課題を何ら解決することにつながらない。来年の成長率は2%を若干切る程度であろう。しかし、これは望ましい未来ではない。
成長率を上向かせ、生活水準を向上させるのが進歩的資本主義である。
18世紀以降、生活水準が改善し始めたのは、2つの理由がある。科学の進歩と社会組織の発展である。
https://www.nytimes.com/2019/04/19/opinion/sunday/progressive-capitalism.html?partner=rss&emc=rss
曇り。
経済はモメンタムを維持しているという。第1四半期の米国は3.2%の成長となった。
国内需要の軟化など、複数ある逆風にも関わらず、米国経済は急速に成長するスタートを切った。現在続いている景気拡大は10年目に突入する余地が出てきた。
今年1月から3月のGDPは年率換算で3.2%の成長となった。過去4年間でもっとも高い成長率だ。金曜日に米国商務省の発表で分かった。
輸出は増加する一方、輸入は減少。高い在庫投資が成長を押し上げた。個人消費や設備投資は弱かったが、それを相殺した。
年初には、米国政府の閉鎖や2018年末の市場混乱、世界経済の減速といったいくつもの逆風が懸念されていた。しかし、Fedが利上げ計画を棚上げし、政府閉鎖も1月後半には終了したことで、見通しに明るさが出てきた。株は高値を更新し、中国経済の見通しも明るくなった。
米国経済の成長率を、持続可能な3%に押し上げることを約束したトランプ大統領は、この数字を歓迎している。
しかし、多くのエコノミストは、第1四半期の数字に寄与した要因は一時的なものだと警告している。たとえば、輸出の伸びと輸入の減少だ。輸入が減ったのは、関税の増税を見越して、2018年後半に輸入を増やした反動だ。財kの増加もGDPにはプラスだが、第2四半期以降の成長の阻害要因になりうる。
GDPの3分の2を占める個人消費の行方も気がかりだ。第1四半期の伸びは1.2%の増加にとどまった。
雨。
アマゾンの利益は高水準だった。
ドイツ銀行とコメルツ銀行の合併交渉は破談に終わった。先行きには不確実性が残る。
ドイツ銀行は他の計画を模索している。
https://www.ft.com/content/71262fe0-6729-11e9-9adc-98bf1d35a056