英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ゴールドマン、「脱消費者金融」のスピード感

 ゴールドマンサックスが消費者貸付から脱却することを望んでいる。しかし、そのスピードと規模は十分ではない。火曜日に四半期決算を公表予定だが、利益は減少し、株価もさえない状況が続いている。

 4月にゴールドマンとアップルが共同で貯蓄口座ビジネスを始めたとき、ゴールドマンは本社で社員集会を開いた。ある幹部は集会での発言とは異なるメッセージを集会後に発した。このような「くそ」なビジネスを決して始めるべきではなかった、という。

 多くのゴールドマン社員が同意するだろう。悪い運命となるであろう消費者貸付の運命を反転させることになった。火曜日の四半期決算で問われるのは、この反転の動きをどれだけのスピードで進めるかである。

 ゴールドマンは昨年買収したグリーンスカイを売却した。大きな売却損が出た。

 https://www.wsj.com/finance/goldman-sachs-wants-out-of-consumer-lending-employees-say-it-cant-happen-fast-enough-17e98a30?mod=finance_lead_story

 バイデン大統領はイスラエルを訪問するが、ガザの国境封鎖を解くことが可能なのか。外交的には援助を届けることが手詰まり状態になりつつある。

 米国主導でガザ地区人道支援を行うという努力は、月曜日にゆらぎつつある。米国はバイデン大統領が訪問し、影響力を行使しようと努力している。

 米国と中東諸国はイスラエルに対し、ガザ支援とエジプトの国境封鎖を解くよう求めている。イスラエルハマスの争いが地域紛争に拡大する引き金を引かないようにするためだ。

 https://www.ft.com/content/3fa65622-f4ea-433c-8008-06743f4e7086