英字紙ウォッチング

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ロシアの混乱にウクライナは付け込めるか

 曇り。

 ウクライナはロシアの混乱に付けこむことができるのか。今のところ、反攻はゆっくりと進んでいる。

 ウクライナ人はロシアが内戦の一歩手前までいったことを喜びをもって見つめている。プリゴジン氏がモスクワまで進軍し、プーチン政権を不安定にさせたからだ。しかし、反乱は短命に終わった。ここ数日間、ウクライナ軍はゆっくりと東部地域で前進をしている。

 しかし、6月4日に始まった反攻はロシアの前線を突破する兆候がみられない。そのことが西側諸国を神経質にさせている。

 先月、プリゴジン氏らが掌握した東部地域のバフムトでは、ウクライナ軍は大きく前進している。ウクライナ軍は北部と南部からロシア軍を包囲しつつある。これに対し、ロシアは6月27日、夕食どきのレストランをミサイル攻撃した。この攻撃で子供を含む8人が亡くなった。

 https://www.economist.com/europe/2023/06/28/can-ukraine-capitalise-on-chaos-in-russia