終日雨。
中国で共産党大会が開かれる。大会を前に、習主席による反腐敗運動を称えるキャンペーンが行われている。個人崇拝の風は変わらないようだ。
今回の党大会で習主席は2期目となる5年間の任期を承認される見通しだ。党大会は4日間の予定で開催される。およそ330人の幹部が集まり、政策の青写真と共産党の統治ルールを修正する提案が行われる。
https://www.wsj.com/articles/communists-set-to-extend-xi-jinpings-china-leadership-1507985736
さて、FRBの次期議長は誰が選ばれるのだろうか。トランプ氏の決定次第では新興国市場に大きなインパクトを与える危険性がある。
先週、世界中の中央銀行家と財務大臣がワシントンに集まった。その際の議論は多くの場合、イエレン議長の次が誰になるのか、だった。
トランプ大統領はまもなく、多くの候補者の中から後任を選ぶ予定である。トランプ氏はイエレン議長の続投も検討しているようだが、3人の候補者へのインタビューも行っている。3人のうち、パウウェル氏はイエレンの同僚だったが、残る2人はイエレンFRBに批判的な立場をとっていた。
議長選びの不確実性は、過去の交代の事例と比べると際立って大きい。もし、金融政策の科学について違和感を抱く人物が議長に就いたなら、移行作業は困難を極めるだろう。
https://www.wsj.com/articles/worlds-central-bankers-finance-officials-keep-close-eye-on-selection-of-next-fed-chief-1508065201