曇。
共和党によるヘルスケア改革法案について、マケイン上院議員は支持できないという意思を表明した。共和党議員のうち、2人目もしくは3人目の反対票となる。これで法改正のゆくえは不透明になった。
金曜日にはメイン州選出のコリンズ議員も反対を表明した。上院議員のうち、ランド・ポール議員もすでに法案に反対すると述べている。これで、共和党議員のうちさらに3人が反対すれば、法案は通過しないことになる。
マケイン議員の声明は驚きだった。しかも、共和党内において親密な議員に影響を与えかねないという意味でとくに重要である。
https://www.wsj.com/articles/mccain-says-he-cant-support-latest-gop-senate-health-bill-1506103629
来週の注目イベント。明日日曜日はドイツの総選挙が行われる。メルケル首相が4期目の再選を果たしそうだ。それは織り込み済で、投資家たちは月曜日に市場がどのように反応するかに注目している。
選挙キャンペーンはそれほど興奮させるものではないが、新たな政府の構成は少数政党がどうなるかを中心に興味深いという。とくに財務大臣ポストに誰が就任するか。
FOMCから1週間も経っていないが、イエレン議長は火曜日にオハイオでランチミーティングに臨む。
ドラギ総裁はブリュッセルのEU議会で月曜日にスピーチを行う。
https://www.ft.com/content/cc06f7b9-9903-333c-bc1c-7ae874adf40c
そのドイツの選挙。事前の与論調査では、メルケル首相が相当のリードを保っている。
https://www.ft.com/content/9cf5e4ec-9df1-11e7-8cd4-932067fbf946