英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

上げ相場の米国株式

 今日も曇り空。やや涼しい。
 日本は祝日で休場だったが、米国株式市場は新高値をつけた。市場関係者はまだ上昇相場は続くとみている。
 3つある株式指標はいずれも1999年以来の高値をつけた。問題はパーティが始まったばかりなのかという点だ。ダウ、S&P、ナスダックいずれの指数もすべて同じ日に高値をつけた。このような現象は1999年12月31日以来のことだ。このような現象が起きる年は株式にとって最良の年の一つになる可能性があるという。
 マーケットがみている1年後のダウ指数の目標は20000だ。
 http://www.wsj.com/articles/stocks-hit-new-highs-and-that-could-be-just-the-start-1470954978
 ロシアとウクライナの間でクリミア問題をめぐった非難の応酬が激化している。黒海周辺の危機が高まっている。
 モスクワがいくらいなに対し、2人のロシア人がクリミアで死亡したことについてウクライナを非難した。これに対し、米国は双方に熱を冷ますよう呼びかけ、軍事行動に出ないよう求めた。
 これに対し、ウクライナのポロシェンコ大統領は軍事アドバイザーと面会し、クリミア反党の前線に軍事部隊を展開するように命じ、東部ウクライナにおいていつでも戦闘を開始できるよう準備させた。同時に、外交ルートでプーチン大統領との話し合いも求めている。
 一方、プーチン大統領は彼の軍事会議や幹部と会い、反テロ活動に対するシナリオを議論した。ロシアの黒海艦隊は来週、東部地中海で訓練を行う予定だ。ウクライナ軍は今週、戦闘機や空爆機も参加する訓練を計画している。
 こうした緊張の高まりは東部ウクライナにおける暴力行為の激化のさなかに起きている。東部ウクライナでは親ロシア派の分離主義者たちがウクライナ軍と2年以上も戦闘を続け、1万人近い人々が殺された。
 2014年にクリミア半島がロシアに併合されて以降、モスクワは親ロシア勢力の反対運動を助長してきた。クレムリンウォッチャーによると、過去4ヶ月間、ゆっくりとではあるが、モスクワはウクライナに対する軍事圧力を増しているという。そして、現在西側の反応を注視している。
 http://www.wsj.com/articles/russias-putin-discusses-additional-security-measures-for-crimea-1470908089