梅雨明け。快晴である。
パナマペーパー関連の話題。米国検察当局はパナマペーパーに関わった法律事務所の従業員を調査し始めた。モサック・フォンテカの従業員が顧客が犯罪行動を行うのを知っていたのか、調べる。
モサック・フォンテカは４月初め以降、世界の注目を集めてきた。ジャーナリストの集団がリークされた大量のファイルを公表し、パナマに拠点を置く法律事務所が数十万のペーパーカンパニーを設置し、オフショアの講座でお金持ちや権力者の資金を運用していたことがわかったからだ。
そして、米国の検察当局はリークが発覚して以降最大の疑問を調べようとしている。それは、モサック・フォンテカの従業員が何か違法なことを行っていたのかどうかだ。
モサック・フォンテカはウェブサイトにおいて、何ら犯罪行為の関連で訴追されるようなことをは行っていないと述べている。
しかし、米国の捜査は、従業員個人が故意に犯罪行為を促すようなことを行っていないかどうか調べる。容疑はマネロンや脱税、賄賂の隠匿などだ。
モサック・フォンテカの疑惑は国際サッカー協会のスキャンダルにリンクするかもしれない。
http://www.wsj.com/articles/u-s-prosecutors-probe-panama-papers-law-firms-employees-1469737691
ガーディアンより。ドイツのメルケル首相は難民に対する開放政策を断固として守ろうと改めて述べた。ドイツにおける暴力的な攻撃が続いていることに関して何ら罪を感じていないし、数十万人の難民や移民を受け入れることは正しいと考えている。
メルケル首相は人道的な姿勢をとることを拒否するのは、より悪い結果をもたらす、と述べた。
昨年夏の難民危機以降、彼女は「われわれはマネージできている」というセリフを繰り返している。
このところドイツでは、電車の中で斧を持って振り回す男や、ミュンヘンでの大量銃撃などが起きている。これらの襲撃のうち、３件は移民によって実行された。しかし、ミュンヘンの銃撃事件の容疑者は、アドルフ・ヒトラーと誕生日が同じことを自慢している男による事件だ。一括りに移民とテロ行為を結びつけるのは危険だろう。
https://www.theguardian.com/world/2016/jul/28/merkel-rejects-calls-to-change-germanys-refugee-policy-after-attacks
