英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イエレン講演

 曇り。梅雨入りしたかのような天気である。
 米国の大学に入学した中国人学生がとくにレポート提出で不正が目立っているという。
 オハイオ州立大学で昨年、現金と引き換えに中国人クラスメートの身代わりでテストを受け、Aをとった学生がいる。カルフォルニア大学やアリゾナ大学でも似たような事件が起きた。
 米国の大学キャンパスにあふれる外国人留学生たちは大学の財政を改善していることは間違いない。同時に、米国の学生としての根本的な価値や学問の世界の誠実さを脅かそうとしている。
 とくに目立つのが中国人留学生だ。語学スキルの低い留学生が大きな問題を抱えていると指摘されている。
 米国の学部学生は昨年58万人の外国人留学生を抱えていた。このうち16万5000人以上が中国人留学生で、韓国、サウジアラビアが5万人以上の学生を送っている。インドがそれに次いで多い。
 http://www.wsj.com/articles/foreign-students-seen-cheating-more-than-domestic-ones-1465140141
 シュピーゲルより。米国大統領選挙の内幕をCNNの政治記者が解説している。
 トランプ候補は記者会見で記者たちを侮辱するような発言を行っている。メディアは魔女狩りをしていると。しかし、タッパー記者は「そうは思わない」と答えている。
 ヒラリー・クリントンの支持者はクリントン・グローバル・イニシアティブに贈られた100万ドルの寄付について書いたウォールストリートジャーナルの記事に不満を述べている。
 http://www.spiegel.de/international/world/interview-with-jake-tapper-about-trump-and-clinton-a-1095781.html
 今日の注目は何といってもイエレン議長の講演であろう。金曜日の雇用統計発表後、最初のキースピーチとなる。
 http://www.calculatedriskblog.com/2016/06/monday-yellen.html