Duy教授。6月にFedが利上げに踏み切る可能性が遠のいたと論じている。
先週初めまで、6月利上げはまだあるのだと、金融政策担当者は「夢」を維持したがっていた。ロックハート総裁の講演である。
しかし、先週の雇用統計をみて、金融市場参加者は、Fedは吼えても実際に噛み付きはしないと結論づけた。市場は6月利上げの可能性はゼロだとみている。だが、これでFedが戦わずして退場すると考えてはいけない。
Duy教授が注目するのは、ニューヨークタイムズによるNY連銀のダドリー総裁のインタビューである。
http://economistsview.typepad.com/timduy/2016/05/june-fades-away.html
ニューヨークタイムズの記事。
http://www.nytimes.com/2016/05/10/upshot/a-fast-talk-with-new-yorks-fed-chief-and-a-view-of-a-steady-economy.html?smid=tw-upshotnyt&smtyp=cur&_r=0