英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

黒田サン、大胆になるときだ

 黒田日銀に対する論評。ピーターソン・インスティテュートだが、なんともお粗末である。
 先週、成長率やインフレ見通しが引き下げられているのに、金融政策を現状維持とした日銀の決定は、市場を驚かせた。日経平均株価は5パーセント以上も低下し、円高が進行している。これは1月のマイナス金利政策導入時の反応と同様なマイナスの反応である。
 マーケットはサプライズを必要としているが、これは悪い方向の政策である。必要なのは、麻痺状態を更新することよりも、大胆な政策である。
 もっとも効果的な選択肢は、他の資産の買い入れを増やすことだ。現在、日銀は株式時価総額の0・5パーセントを毎年購入している。もし、この比率を10パーセントに引き上げれば、過去と決別できるだろう。
 いやはや、なんともコメントのしようのないほどひどい論評である。
 https://piie.com/blogs/realtime-economic-issues-watch/time-be-bold-mr-kuroda