時折晴れ間の広がる曇り空。
水曜日の米国株式市場は、原油価格が上昇に転じたことから、高値で引けた。株式市場は商品価格の動向に敏感になっている。
水曜日のリバウンドは、幅広いセクターでみられた。中でも商品価格の変動に敏感な素材やエネルギーセクターの上昇幅がもっとも大きかった。
「マーケットは原油価格の人質に捕らえられている」とは面白い言い方だ。
http://www.wsj.com/articles/global-stocks-down-as-commodities-prices-slip-1456304994
米国の大統領選の続報。
ネバダ州の予備選挙はトランプ氏が勝利した。勢いが失速することなく、トップ独走の勢いを固め、流れはトランプ氏に傾いている。2位はクルーズ候補をわずか2000票差の僅差で制したルビオ候補だった。
次はスーパーチューズデーを迎える。
http://www.wsj.com/articles/donald-trump-wins-nevada-gop-caucuses-1456290334
クルーズ候補の税制改正プランがエコノミストたちの意見を分裂させている。
クルーズ候補のアイデアは、所得税と法人税をそれぞれ10パーセントの税率の所得税と16パーセントの税率のビジネス税に再編するというアイデアだ。
この快晴によって、消費者物価がいっとき上昇するかもしれない。さらに、大きく経済が成長、もしくは政府債務の急膨張が生じるかもしれない。また、貧困層の家計の税引き後の所得を下げるかもしれない。
エコノミストたちは、この計画の効果について意見が分かれている。そのことは、税制改正がいかに難しいかを証明している。よりオーソドックスでない計画であればあるほど、効果を推し量るのがより難しくなる。
クルーズ候補は共和党の大統領選で復活を狙っている。トランプ氏の勢いを止めることが必要だ。
http://www.wsj.com/articles/ted-cruzs-tax-plan-divides-economists-1456351505