今日も晴れ。
このところ、WSJなどの電子版トップは経済より中東・政治情勢ものが飾るようになった。
カリフォルニアの銃撃事件はISISと関連しているのだという。驚愕の事実とは、こういうことを言うのだろうか。
http://www.wsj.com/articles/islamic-state-claims-san-bernardino-massacre-couple-were-supporters-1449317122
イラクとトルコとの関係。イラク政府は土曜日、トルコ軍を即時に引き上げるよう要求した。トルコ軍の展開はイラクの主権侵害にあたるうえ、トルコとイラクの近隣関係に悪い影響を及ぼすと警告している。アバディ首相が述べた。
イラク政府は従前から、イラク領内におけるいかなる軍事作戦も認められないとしてきた。
トルコ政府系のニュース機関によると、約150人の兵士と20両程度の戦車がモスル近くの軍事キャンプに到着した。イラン国境とも近い。
http://www.wsj.com/articles/iraq-demands-withdrawal-of-additional-turkish-troops-1449327796
Hilsenrath記者による雇用統計の分析である。11月の雇用統計は12月利上げにはっきりとした道筋を示した。
一方、イエレン議長は木曜日の議会公聴会において、失業率が下がり続けるには毎月20万弱の雇用の増加が必要であると述べた。そして、非本位失業者が労働市場に帰ってくることが必要であるという。
9月から11月までの3ヶ月間の平均の新規雇用者数の増加幅は21・8万人だ。これはFedの目標以上のできばえだ。
ただ、雇用統計における軽微な問題のひとつが、平均時間給の上昇幅の下落だ。しかし、Fedは労働市場のスラックは減退し、いずれ賃金上昇に転じるとみている。
http://www.wsj.com/articles/hilsenrath-analysis-jobs-report-clears-the-way-for-fed-rate-increase-1449237755
久しぶりにミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁。「金融政策の再正常化」と題した講演である。
今より良い金融政策のフレームワークについて、多くの提案が存在する。ある人はFOMCはインフレの目標数値を引き上げるべきだと説く。またある人は、FOMCはインフレ率でなく、物価の水準をターゲットにすべきだと説く。さらに、他の人は、FOMCは名目所得の水準を目標にすべきだと説いている。
しかし、これらの提案はFOMCの目標を大きく変えることになる。したがって、コチャラコタ総裁は違う提案を行っている。それは、2つの目標を中期的に達成する目標とよりはっきりと位置づけることだ。
https://www.minneapolisfed.org/news-and-events/presidents-speeches/monetary-policy-renormalization