英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

移民とオバマケア

 快晴。風もなく、穏やかな朝。
 株価はECBに反応したかと思えば、今度は雇用統計を好感した。動きの激しい一週間だった。
 ただ、雇用統計がよく、利上げが確定的になったことに、株式市場が好感するのは良いサインである。12月利上げの障害はなくなったとみていいだろう。
 http://www.wsj.com/articles/global-stocks-down-on-ecb-disappointment-1449221385
 カリフォルニアの銃撃事件はテロリストの犯行であるとFBIは分析している。過激化の兆候が発見され、海外の事件から犯行を思いついた可能性があるという。世界中にいる数百人のFBIエージェントがさまざまな可能性について捜査を続けていると当局担当者は話している。
 ただ今のところ、容疑者2人が何らかのテログループの一員であったという証拠は見つかっていない。そして、事件以前にFBIの捜査網に引っかかって警戒していた対象でもなかったという。
 問われているのは、彼らがテロリストだとして、なぜFBIのレーダーに引っかからなかったのか、だ。
 http://www.wsj.com/articles/san-bernardino-shooting-suspect-had-declared-support-for-islamic-state-on-facebook-1449246580
 移民とオバマケアの関係について。
 米国の司法省は先月、最高裁判所に対し、オバマ政権の発した移民の強制送還を先送りする命令について、実行を妨げる予備命令を見直すよう求めた。オバマ大統領はこの命令がオバマケアにどう影響するか、あまり考えていないようだ。
 オバマ命令が想定しているのはこういうことだ。不法滞在の移民が法定の最低賃金以下で働くと、米国人労働者に悪影響を与える可能性がある。
 http://www.wsj.com/articles/the-obamacare-immigration-collision-1449187858?cx_campaign=poptart&mod=cx_poptart#cxrecs_s