晴れ。久しぶりに良い天気が続く。
FOMC開催を直前に控え、今週の米国の株価は下落して始まった。今週の会合では利上げが決まらないと多くの投資家がみており、何らかの大きなポジションをとることに躊躇している。その結果、静かなマーケットになっている。
中国に関して日曜日に発表された2つの統計、工場出荷と設備投資は、期待以下だった。このことが、中国経済が7パーセント成長に達するのは難しいのではないか、と思わせている。
中国経済は依然としてマーケットのボラティリティの主要な源であり続けている。中国の株価はまだ森を抜けていない。
投資家の中には、中国に大きなエクスポージャーのある企業から資金を動かすところもある。テクノロジー系や消費財関連の企業だ。
http://www.wsj.com/articles/european-stocks-rise-despite-disappointing-data-from-china-1442217837
世界の貿易量が停滞している。輸出入が過去の拡大期と比べて大きく減少している。生産性や生活水準への悪影響を与えうる。データの出所はWTO。
http://www.wsj.com/articles/worries-rise-over-global-trade-slump-1442251590
今月のマーケットは比較的平穏である。8月の市場混乱を考えれば、である。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/057e4098-5aa8-11e5-a28b-50226830d644.html#axzz3lisBFgay
やはりコンセンサス予想では9月の利上げはなさそうだ。ゴールドマンサックスのエコノミストやDuy教授ら、Fedの行動をもっとも正確に予測できる人々も、9月の利上げはないだろうとみている。9月利上げがない根拠は、低インフレ、あるいはインフレ期待が低いことにある。さらに、最近の株価の変動や世界経済の弱さなども要因だ。
http://www.calculatedriskblog.com/2015/09/the-consensus-is-no-rate-hike-this-week.html