英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ギリシャの屈辱

 晴れ。朝方は涼しい風が入る。
 ヘッジファンドが新たな売りを仕掛けている。「オルタナティブ」タイプのミューチュアルファンドが退職者をはじめとした個人投資家の間でブームになっているが、それらには潜在的なトラブルの種があり、それを機会に儲けることを狙っている。
 ジャンク債やバンクローンなどの債券は、市場が急変すると流動性が失われ、売却するのが困難になる。売りが殺到するので値段がつかなくなるのだ。そうしたシナリオの蓋然性が高まっている。
 そうした事態に備え、ヘッジファンドが新たなファンドを立ち上げている。
 http://www.wsj.com/articles/hedge-funds-gear-up-for-another-big-short-1437504910
 ギリシャと西側諸国との間に横たわる愛憎。筆者がアテネを訪れると、市民は自己批判するというより、疲れ果て、絶望していた。そこには福祉国家の疲弊と国家的な屈辱感にあふれていた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a5072de6-2ec5-11e5-8873-775ba7c2ea3d.html?siteedition=intl#axzz3gZamUZLC