晴れ。昨日の強風が一転、今日は穏やかな朝。
アジア諸国の企業や政府が欧州投資家に向けてユーロ建て債券の発行を増やしているという話題。欧州では金利が底値をつけており、ユーロ安も続いている。資金調達コストが安価で済むためだ。
日本を除いた今年のユーロ建て債券の発行は、今年は昨年の5倍となっている。とくに債券発行が活発なのは中国勢。
一方、欧州の投資家は強含んでいるドル建て商品に飛びついている。
http://www.wsj.com/articles/asian-bond-issuers-find-fans-in-europe-1424036721?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
マイナス領域に達した金利により、金融システムを揺るがす可能性があるという指摘。しかも見通しでは、今年は金利は上昇しそうにない。特に年金や保険投資家に多大なる影響を与えると予想されている。
原因はもちろんECBの量的緩和。しかし、デンマークやスウェーデンにも波及した。両国の5年債金利は先週マイナスを記録した。
この状態を「通貨戦争の最初の兆候」と呼ぶエコノミストもいる。すべての中央銀行が通貨を十分安くすることができない。
ドイツ国債でされ、10年ものは先週金曜日、0・34パーセントで引けた。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b3bda780-b39f-11e4-9449-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3Rm0um8wS