英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ソニーは誤った

 曇りのち雨。せっかくの週末だというのに、冴えない天気だ。
 オバマ大統領がソニーの決定について、異を唱えた。北朝鮮を非難するような内容の映画の配給を取りやめた決定について、オバマ大統領は厳しく批判した。エンターテイメント業界の自主規制にノーを突きつけた格好で、大統領じきじきの批判も珍しい。
 今年最後の記者会見で出た発言だ。
 http://www.wsj.com/articles/obama-says-sony-made-a-mistake-canceling-film-1419017168?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 今週のFOMCで、それぞれ違う理由から反対票を投じたメンバーが講演を行った。ミネアポリスフィラデルフィアの、それぞれ異なる意見の総裁の違いとは・・・。
 それは、利上げをすぐに行うべきか、それとももう少し待つべきか、との違いだ。
 ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁は、Fedの利上げの準備は早すぎると述べた。1〜2年の期待インフレ率が2パーセントに近づくまで、超低金利政策を続けるべきだ、と述べている。そうしないと、日本や欧州のような超低インフレに落ち込む危険性がある、と警告している。
 一方、正反対の意見を述べたのが、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁だ。彼の批判の要諦は、Fedの利上げは後手に回っているかもしれない、というものだ。利上げのタイミングに出遅れたことで、将来より急進的な政策を採らざるを得なくなるかもしれない、と述べている。
 http://www.wsj.com/articles/two-fed-dissenters-air-their-opposing-views-1419031686?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 原油の過剰が利益を上げる機会を創出している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ab15a1e4-86e2-11e4-8a51-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz3MPdaMbnu