昨夜の大雨が嘘のように、晴れ間が広がる。
ウクライナ問題の続報。米国は、ロシアが国境を越えてウクライナ側に大砲を打ち込んだと信じている。ウクライナ紛争において、より直接的にロシアが関与するに至った証拠であるという。
マレーシア航空機の事故以降、明らかに潮目が変わった。
http://online.wsj.com/articles/u-s-says-russia-firing-across-border-into-ukraine-1406231618?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
米国政府が超長期の国債を発行することを検討している。現在、プライマリーディーラーから意見を聴取中だ。具体的には30年を超える償還年限の国債を想定している。
先週金曜日に、22の大手銀行に対し、米国財務省は質問表を送った。
超長期債は今年、非常によいパフォーマンスを収めている金融商品だ。しかし、この好成績を支えていたFedによる買取は終わりが見えている。さらに、ミューチュアルファンドのような投資家は、金利の上昇が予想されると、こうした超長期債に見向きもしなくなる。
http://online.wsj.com/articles/u-s-considers-issuing-debt-with-maturities-of-more-than-30-years-1406145447
下院共和党が提案したFedを一定のルール下に置こうという試みについて。Fed説明責任・透明化法とでも訳されるのだろうか。
この問題は長らくエコノミストたちの間で議論されてきた。すなわち、中央銀行を特定のルールで動かすのがよいのか、それとも裁量的に中央銀行を運営し、金融政策を担わせるのかがよいのか、である。
ルールベースの金融政策が支持される理由の一つは、時間不整合の問題を避けるためである。
しかし、現実は両者の混合的な政策がとられてきた。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2014/07/should-the-fed-be-forced-to-follow-a-rule.html