英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

一人っ子政策の見直し

 快晴。
 今日一番興味をひかれたのはこのニュース。数十年かけて人口動態が大きく変化し、経済に大きなインパクトを与えるだろう。
 金曜日に公表された共産党の改革ブループリントの中で言及された。1980年から30年以上続いた政策の大転換であり、最近の中国の指導者会議が行った決定の中でもっとも劇的な変化だ。
 しかし、経済成長をより加速させる軌道に載せる政策としては、遅きに失したとの批判もある。当たり前のことだが、これからすぐに子供が生まれたとしても、その子供たちが生産年齢人口となるまでには15年以上かかる。
 ところで、英語で一人っ子政策は「One-Child Policy」という。意外と直訳調なのね。
 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303289904579199431427590394?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories
 ただ、この政策転換に至るまでには前史がある。WSJをみただけでも、ここ数年一人っ子政策の可否が何度も論じられている。
 今年8月の記事では、一人っ子政策の改革が研究されていると報じられている。見通しでは、このままいくと、中国の従属人口比率は2050年に45%まで上昇する。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424127887324653004578649663289200822