英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

オバマの転換

 薄曇り。
 オバマ大統領がヘルスケア政策の舵を切り替えた。来年は保険会社の保険商品のカバレッジを現状通りに続けることができることになった。ただし、新しいヘルスケア法が成立すると、カバレッジは変更される。もし、ヘルスケア法ができると、今加入している保険の適用が効かなくなることに、国民の不満が高まっていたためだ。
 新法ができれば、保険の加入者は連邦政府の保険に切り替えることもできる。そうすると、より安く、そしてカバー範囲が広い、というのが触れ込みだ。"This fix won't solve every problem for every person, but it will help a lot of people”というオバマ大統領の言葉が現状を象徴している。
 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303789604579197733759439274?mod=WSJ_Home_largeHeadline
 イエレン新議長の議会証言の詳細が報告されている。イエレン氏が現在のFedの方針であるTaperingにこだわっている印象を与えた。経済が好転すれば、債券買取プログラムを縮小することを厭わない。それはこれから開かれる各回の会合ごとに検討するという。
 イエレン氏にとって最初の関門である議会と市場の2つのテストは無事くぐり抜けたようだ。
 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303789604579196841847027628?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection