英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

自治体版ギリシャ・デトロイト

 晴れ。朝のトップニュースは英国のロイヤルベビーの話題である。
 米国の経済成長率の見通しはふたたび足踏みしている。ここ数週間の企業業績の発表をみると、米国経済は堅調な自立回復の過程に入ったと言ってよい。ただ一方で、消費者が財布のひもを締め始めた兆候もみられる。6月の小売指標は0・4%の伸びにとどまった。
 雇用の成長をみるうえでカギとなる指標の一つであるレストランの売り上げは、先月足踏み状態だった。自由裁量の支出を消費者が引っ込めていることを示唆している。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324263404578613810165803572.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 クルーグマン教授がデトロイト市の破綻に早速言及している。題して、「デトロイト 新たなギリシャ」と刺激的だ。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2013/07/paul-krugman-detroit-the-new-greece.html