英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米国住宅市場の楽観論

 曇り。今日は雨の予報。
 米国の株価は新たな記録を更新した。住宅や消費者コンフィデンス関連の指標が堅調であり、株価を押し上げている。セクター別には、金融やエネルギー、消費財関連企業の株価が好調だ。米国の株価上昇は20営業日連続となる。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323855804578510681188242160.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 その米国住宅市場を楽観論が覆っている。というのも、今年第1四半期は、7年ぶりの早いペースで住宅価格が上昇しているからだ。これらの経済関連指標の好調ぶりが、Fedの出口戦略にどのような影響を与えるのかが最大の焦点である。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324809804578510931769289110.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 経済回復の足取りがしっかりしている米国とは対照的に、欧州の苦境ぶりはいっそう混迷の度を増している。スペインとフランス、オランダの3カ国については、財政赤字を3%にするという財政再建目標の猶予が与えられることになりそうだ。代わりにEU当局が要求しているのが労働市場改革。「財政再建によって得られるものには限界がある」とEU委員会のエコノミストが認めた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/22348284-c7a6-11e2-be27-00144feab7de.html#axzz2UdP2hjW3