英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

労働市場の構造問題

 2月の雇用統計について。非農業部門の新規雇用者数は事前予想を上回り、失業率も若干ながら低下し、着実な改善傾向をみせている。おおむね前向きの評価があふれている。
 しかし、複数の職を保有している人の数が増えており、6カ月以上職に就いていない長期失業者の人数が増えていることに注目すべきだという。長期失業の期間も長くなり、現在は36・9週間に達している。
 金融危機から脱し、雇用情勢が改善しつつあることは認めるべきだ。しかし、労働市場の構造的な側面に目を向ける必要がある。
 http://marginalrevolution.com/marginalrevolution/2013/03/and-yet-the-labor-force-participation-rate-is-still-falling.html