英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

遠のく財政の崖の解決

 曇り。今日も寒い。
 株式市場は今日が大納会
 財政の崖をめぐる交渉は、今年末のデッドラインまでの解決が遠のきつつある。オバマ大統領はハワイから議会指導者に電話をかけ、金曜日には休暇を切り上げて最後の説得にあたる考えだ。
 議会民主党側が共和党のベイナー議長に助け舟となる案を出したが、ベイナー氏は乗らなかったようだ。従前から指摘されているように、チキンゲームと化している。
 どうやらホワイトハウスも議会両党も、税金と歳出に関する取引で合意するにはあまりに遠くへだたっていると、すでに結論を出しているようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5fcc4ff4-503d-11e2-9b66-00144feab49a.html#axzz2GIwGVx1H
 誕生した安倍政権についての論評。経済政策は大規模な財政支出拡大を志向するもので、時計の針は戻った、と論じている。
 問題視されているのが、44兆円の新規国債発行上限を無視して予算編成してよい、という安倍首相の指示だ。
 また、財政規律が弛緩することが、国債金利の上昇を招きかねないと警告している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a3db7a72-4ff6-11e2-805c-00144feab49a.html#axzz2GIwGVx1H