英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

スペイン救済のヒント

 曇りだが、暑い暑い。
 それにしても、一体改革法案の採決時期をめぐる国内政局ほどわかりにくいものはない。10日採決だろうが、20日採決だろうが、どちらでも良いように思うのだが…。
 ドラギ総裁の会見はマーケットを失望させるものだったが、金曜日の株式市場はスペインが国としての救済を模索しているのではないかとの観測から、持ち直した。米国の雇用統計が予想以上に改善したことも株価を押し上げた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3d9fd2ba-dd70-11e1-8fdc-00144feab49a.html#axzz22RRrUCce
 ECBが今後数週間で具体化するとしている国債買い取りの具体的な技術的手順が注目されている。また、スペインのラホイ首相は従前の救済に否定的な態度を改め、救済ファンドの活用に一歩近づいた発言を行った。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443687504577567020462042862.html?mod=WSJASIA_hpp_LEFTTopWhatNews