英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

オランド氏勝利

 快晴。新聞休刊日。
 フランス大統領選はオランド候補が勝利宣言。サルコジ大統領は、ユーロ危機における反現職気運の最新の犠牲者、という扱い。
 左派にとっては、1988年まで大統領を務めたミッテラン大統領以来の勝利。オランド氏は早速、メルケル首相と電話会談した。早ければ、5月15日にも訪独する。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/32494270-9789-11e1-9b05-00144feabdc0.html#axzz1tFi7s8WO
 オランド氏は早々に首相を指名し、組閣作業にあたる。首相に有力視されているのが社会党のJean-Marc Ayrault議員。議員になる前は、ドイツの教授だった。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304363104577387392104042960.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories
 財政再建路線がとん挫するのではないかとの懸念から、為替相場はユーロ安が進行している。
 http://www.bloomberg.com/news/2012-05-06/euro-falls-to-three-week-low-after-hollande-wins-french-election.html
 一方、もう一つの選挙、ギリシャでは再選挙の可能性が出ているようだ。与党である中道右派のNew DemocracyとPASOKはわずかに過半数を得たものの、反財政再建路線の政党も議席を伸ばした。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d41fa50c-96b8-11e1-847c-00144feabdc0.html#axzz1tFi7s8WO