英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

スペイン再燃?

 スペイン国債の入札が不調に終わり、金利が跳ね上がった。スペインは法人税の引き上げや公務員給与の凍結など、財政再建策を打ち出しているが、市場は、こうした緊縮策がリセッションを招きかねないとして、逆に神経質になっている。
 10年債の金利は28ベーシス上昇して5・7%に。
 ソブリンに関しては、今後2つの注目点がある、とソシエテ・ジェネラルエコノミストが指摘している。
 一つは、経済の状況がよくないと、より一層の財政緊縮策を求められかねないこと。2点目は、リセッションがより一層深まると、銀行部門は公的支援をより一層必要とすることだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/664176f4-7e36-11e1-b009-00144feab49a.html#axzz1qvsNek1W 
 スペイン国債入札に関する別の分析。市場が驚いたのは、応札が少なく、26億ユーロを何とか調達できた点。さらに、いわゆる「テール」(最低と最高入札価格の差) http://ftalphaville.ft.com/blog/2012/04/04/948641/that-spanish-auction/
 ECBの政策決定会合が開かれ、政策金利は現状維持となった。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ec80a070-7e39-11e1-b20a-00144feab49a.html#axzz1qvsNek1W
 ドラギ総裁の記者会見の模様。
 http://www.bloomberg.com/news/2012-04-04/ecb-s-draghi-says-there-are-upside-risks-to-inflation-outlook.html