英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

小売業の終焉

 今週の予定。金曜日(24日)にニューヨークでこんなコンファレンスが開かれる。セントルイス連銀のブラード総裁やサンフランシスコのウィリアム総裁が参加し、住宅と金融政策について議論が戦わされる。
 http://research.chicagobooth.edu/igm/events/conferences/2012-usmonetaryforum.aspx
 米国の住宅在庫が急速に減少している。問題はこれをどう評価するか。 http://ftalphaville.ft.com/blog/2012/02/17/881581/the-decline-of-us-housing-inventory/
 先週発表された統計データをみると、予想を上回るものが大半だった。経済活動は好転していることを示している。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/02/summary-for-week-ending-february-17th.html
 米国ではガソリン価格がガロン4ドルに達しようとしている。米国人はドライブをしなくなり、2007年以降自動車の運転距離数は減少している。これは一時的な落ち込みなのか、それとも構造的な転換なのだろうか。退職者はドライブをしなくなり、子供世代は自宅でフェイスブックをみている方を好む。オンラインショッピングが急伸し、このことは小売業の終焉を意味しているのかもしれない。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/02/gasoline-prices-450-per-gallon-by.html
 http://www.washingtonpost.com/blogs/ezra-klein/post/driving-gas-prices-and-the-end-of-retail/2012/02/18/gIQAkAXxLR_blog.html